事故らない山歩き : 元“下山部員”がいつもしている99.9％の秘訣 元下山部員がいつもしている99.9％の秘訣

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(as of Jul 31, 2025 23:03:36 UTC – Details)

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道迷いしない山歩き
元“下山部員”がいつもしている99.9%の秘訣
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へばらない山歩き
元“下山部員”がいつもしている99.9%の秘訣
の続巻です。
はじめまして！ 森美文と申します。
このたびは、Amazonに並んだたくさんの本の中から
本書を手に取っていただき、ありがとうございます。
私は高校時代に山岳部へ入部し山歩きを始め、登山歴は60年近くになります。
当時の装備は今のものと比べ重くかさばり、さらに食料も乾燥食材など普及していませんでした。
そのため長期合宿のザックの重量は自分の体重ぐらいのものを背負って、登りはノロノロの歩き。
それに比べて、食料や石油を使い切り軽量になった下山時は爆速で下ったものです。
まさにその実態は『下山部』でした。
これまで自然公園の職員や教員をする傍ら、自然体験活動指導者の養成にもたずさわってきました。
登山は国内ではアルプスや東北、海外では雲南省などが最近の主な活動範囲です。
静かな山が好みで、今でも20kg超えのテント泊装備で単独行を続けている自称現役アルピニストです。
最近どこの山域でもたくさんの登山者がみられるようになってきましたが、それにつれて遭難事故も増えています。
その原因の中には登山の基本が欠如していることによるもの多く見られます。
登山で重要とされる「経験」を伝えられる機会が減っていることをとても懸念しています。
そんな私の拙い経験が、少しでも皆さんのお役に立てればという思いで、本書を書いています。
目次
第一章　事故とは何か？
　- 事故の定義と範囲
　- ミスは人間の本性
　- ハインリッヒの法則とヒヤリハット
　- 山の危険要因を知る
　- 危険が事故に変わる瞬間
　- 事故がもたらす多面的損失
第二章　日頃からやっておくべきこと
　- 登山体力の基礎をつける
　- 健康管理と生活習慣
　- 知識・装備・技術の学習
　- 地図読み・天候判断・GPS活用
　- 登山保険と遭難時の保障
　- 日常での山行経験の積み方
第三章　登山計画の立案
　- 目的地の正しい選び方
　- 参考情報の選別と信頼性
　- 山行ルートの想定とエスケープ案
　- 必要な装備と食料の見極め
　- 登山届の書き方と提出の意義
第四章　行動中に注意すべき危険要因
　- 疲労を防ぐ歩行と休憩の工夫
　- 道迷いを防ぐための知識と行動
　- 天候変化と低体温症の回避
　- 装備のトラブル対応術
　- 想定外の事態への心構えと冷静さ
第五章　危機的状況に陥ったときの判断と行動
　- ケガ・病気への即応法
　- 道迷い時の判断基準
　- 続行か撤退の判断法
　- 精神の安定と安全行動の優先
第六章　遭難したときの行動マニュアル
　- 救助要請の手段と準備
　- 通信手段の新常識
　- 救助が来るまでの待機行動
　- 誤った判断を防ぐ心得
著者プロフィール
　高校で山岳部に入ったのを機に山歩きを始める
　自然公園ビジターセンター職員や高校・大学教員をへて
　森環境教育事務所内に登山の研修や山行を企画・実施する「自然体験山歩塾」を主宰
　専門分野は環境教育、自然保護論、理科教育法
Asin：B0FHB1KB82
発行日：2025年7月10日
言語：日本語
ファイルサイズ：230 kb
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印刷長：85ページ
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